
どうも。かわざです。
ガーナとの時差は-9時間ありまして。パートナーと電話するのは大体夜中です。
今回はアフリカで何かやってる〜というと絶対に聞かれる質問がこれ。
「行ったきっかけは何ですか??」
この質問にもう口頭で答えなくてもいいように(感じ悪)ブログに書いておきたいと思います。
私の場合は特に高尚な理由があったわけではなくてノリと運がよかったということでした。
ガーナ行くけど来る?と冗談半分で誘われた
2016年の春。当時社会人としてシャカリキ働いていた私はなかなかに疲れていた。
肉体的に、というよりも精神的に。配置換えにより私はある店舗の長として任務を託されたわけで気持ちは張り切っていたが現実は甘くなかった。今も昔も変わらない。人が足りないところにはいつだって人は足りないのだ。店舗を閉店させるわけにもいかないので通常の1.5倍、2倍と働いた。(給与は瞬間的に倍になった)
そこで誰もが思うであろう気持ち。
「ここでいつまで働くのだろうか?」
である。
入社した時はウキウキ。入社式で目標はガイアの夜明けに出ることです!
とか言っていたわけだけど待っていたのは夜勤明けの日々だった。
夜明けに飽きて夕暮れを忘れた頃。会社の連絡じゃない知らせが携帯を鳴らした。
「今度ガーナ行くけどくる?」
うーん、確かこんな感じだった気がする。
会社の夏休みを調整してアフリカにいけるかどうか

連絡をくれたのは当時から尊敬している先輩。
同じ英会話スクールで勉強させてもらったのだがデキは全く違った。
私はいつも中途半端で、その先輩はいつでも徹底してストイックで結果出してた。
誰がどう見ても雇われることに向いてないと見えて、本人もそれを自覚していた。
で、私は知らなかったのだが、どうやらアフリカはガーナでヤギを育てているとのことだった。
その時浮かんだ感情は、すごい!でも、何で?でもなくて、
「やりかねない」という納得の感情だった。
で誘われた私は当初歯切れの悪い返事をした気がする。なにせ準備がめんどいのだ。
アフリカはガーナに行くためには、
・ビザ
・黄熱病予防接種
・マラリアの予防薬
そして「会社の夏休みの調整」が必要だった。
でも時間が経つにつれてどうやら会社の都合もつきそうだし、
アフリカに一人で行くには心許ないから、ここで行っとこう!という気持ちになった。
とっととスカイスキャナーでガーナ行きのチケットをとって、
行ったこともない六本木のガーナ大使館で不慣れな黒人と対面して、
黄熱病の予防接種の際に現地の病気にびびらされた。
そんな準備をした後に先輩からミーティングが入ったみたいなことを言われたが、
飛行機代払ってくれるんですか?と今回は振り切った。
そして晴れてアフリカ大陸の地を踏みその後長い付き合いが始まってしまった。
後日先輩に言われたのは、
「アフリカいかない?って行って本当に来たやつはお前が初めてだよ」
この時は恥ずかしい気持ちとともに、とても嬉しかったんだよね。
アフリカのアの字も知らなくても、ノリで飛び込めたら財産になる
正直に申し上げて当時は普通に社会人として悩みながら働いてた。
だから国際協力ということも青年海外協力隊という言葉も、その意味というか深いところまでは理解していなかった。だけど、縁があってそれにわからないけど飛び込んで、アフリカに養鶏場を作ることになって数年。めちゃめちゃエキサイティングだなと今なら思える。
面白そうだとか、ちょっとクレイジーなことにノリで飛び込んで、それで得られたものは良くも悪くも忘れられないものに。経験という財産になると思う。
ということできっかけなんてそんなもん何ですよね。そういう話が来て、それにきちんとノれた!
縁があって運が良かったというだけですね。特別なスキルとかでは全くないです。
なろうとしたんじゃなくて、自然となったものが自分に合うことだってありますしね。
おやすみ。
かわざ
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